羽生結弦 今季ラスト大会へ好調アピール 連続ジャンプも上々
「フィギュアスケート 世界国別対抗戦」(20日開幕・代々木第一体育館)
シーズンのラストを締めくくる世界ランク上位6カ国による国別対抗団体戦の公式練習が19日、試合会場で行われた。日本男子の世界王者・羽生結弦(22)=ANA=も今季最後の大会に向け、午前練習から登場。課題だった4回転サルコー-3回転トーループの連続ジャンプを3度完ぺきに決めるなど好調をアピールした。
フリー「ホープ&レガシー」の曲掛け練習では、その連続ジャンプに失敗したが、その後、リカバリーとして4回転トーループにハーフループとサルコーをつけた連続ジャンプを練習。終盤にはSPの「レッツ・ゴー・クレイジー」の振り付けも確認。最後は転倒もあったが、上々の調整だった。
世界選手権銀メダリストの宇野昌磨(19)=中京大=は、4回転フリップなどで転倒し苦戦していたが、最後まで入念に氷の感触を確かめていた。
大会は20日に開幕し、初日にはアイスダンス、女子、男子のショートプログラムが行われる。