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東京五輪マラソン、世界選手権ルートは消滅 北京→リオ五輪は伊藤舞1人だけ

 東京五輪のマラソン代表選考方式について語る強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏
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 日本陸上連盟は18日、都内で会見を行い、20年東京五輪マラソン日本代表の選考方針を発表した。リオ五輪の選考方式では最も早い代表内定となった、前年の世界選手権からのルートが東京五輪では消滅した。

 リオ五輪では、前年に北京で行われた世界選手権で「8位以内に入賞した日本人最上位選手」を満たした選手に即時内定が出る方式となっていた。この条件を女子の伊藤舞が7位でクリアして、世界陸上から直接リオ五輪に挑んでいる(結果は46位)。

 東京五輪の前年19年9月末からカタール・ドーハで世界選手権が行われるが、新方式の選考レースにはなっていない。「すごく議論をした」と振り返る陸連が世界選手権を選考レースから外すきっかけとなったのは、まさにリオ五輪だった。世界選手権では伊藤舞に内定が出た一方で、男子は藤原正和が21位、前田和浩が40位、今井正人は出場辞退となり、この3人は、その後の選考過程を経てもリオ五輪の代表に入れなかった。また、女子も13位の前田彩里と14位の重友梨佐はリオ五輪代表には入らず、世界選手権ルートには難しさがあると判断した。

 ただ、19年の世界選手権に選手を派遣しないというわけではない。強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダーである瀬古利彦氏は「世界陸上は大事な大会であります。ただ、われわれにとっては2020年の大会(東京五輪)の方が優先順位が高いということ」と説明しつつ、19年世界選手権については「若手を中心に出ていただいて、若いので(五輪選考レースに)チャレンジする選手がいれば自由かなと思います」と語った。

 東京五輪の選考方式では、ほぼ同時期に「MGCレース」(仮称)という代表2枠が順位をもとに決まるレースが行われるため、東京五輪を本気で目指す選手が世界選手権に出場するデメリットは大きい。

 世界選手権に出場した場合、東京五輪までには「MGCファイナルチャレンジ」(仮称)という複数の大会が設定されており、ここで最速タイムを出せば五輪代表への道が開ける。男子なら2月開催の東京や、3月のびわ湖毎日。女子なら3月の名古屋ウィメンズなどのレースで、タイムによる五輪代表選出を狙うルートが考えられる。

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