競泳日本代表・平井監督が小所帯に嘆き「想定よりマイナス10人」

 日本水泳連盟は17日、7月の世界選手権(ブダペスト)に出場する競泳日本代表18人を発表した。発表された代表は、リオ五輪の34人から大きく減少した。今後リレー要員を追加するが、平井監督が「想定よりマイナス10人」と認める小所帯だ。

 目指す東京五輪での全種目エントリーに向け、今年は従来の派遣標準記録より低い「標準記録」を新たに設定。3年かけて徐々に基準を上げていく方針だったが、女子背泳ぎなど弱点種目はこのラインにも届かなかった。平井氏は「万が一のための相当妥協したラインも切れなかった」と頭を抱える。

 萩野、瀬戸ら金メダル候補が華々しく活躍する陰で選手団全体の底上げが進まず、二極化が顕著だ。平井氏は「両立していくのは大変難しいと感じているが、投げ出すつもりはない」と語った。

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