中国勢に完勝で初Vの平野美宇「勝てるとは思ってなかった」 大アウエーを黙らせる

 卓球のアジア選手権女子シングルスで優勝を決め、喜ぶ平野美宇=15日、中国・無錫(共同)
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 「卓球・アジア選手権」(15日、無錫)

 女子シングルス決勝が行われ、平野美宇(エリートアカデミー)が世界ランク5位の陳夢(中国)を3-0(11-9、11-8、11-7)で下し、初優勝を飾った。日本勢の優勝は1996年の小山ちれ以来、21年ぶり。

 最後のポイント決めると、平野は手を挙げて跳ね回った。「すごくうれしくて、驚いてます。中国選手に勝てるとは思ってなかった。(準々決勝で勝った)丁寧選手には勝ったこともなかったので。去年、中国リーグに参加して多くを学べたことが、今回の勝利に関係していると思う」と、笑顔満開。

 5月に開幕する世界選手権に向け「アジア選手権で優勝できたので、このいいパフォーマンスを続けて世界選手権のタイトルに向けて頑張りたい」と、意気込んだ。

 平野は準々決勝で世界ランク1位でリオ五輪女王の丁寧をフルゲームの末、撃破。準決勝では同2位の朱雨玲をストレートで下した。中国での開催。常に「加油!(中国語で頑張れ!)」が響き渡る大アウエーの中、中国勢を3連破しての快挙となった。

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