平野美宇「好感度は気にしない」 有言実行での最年少V振り返り

優勝の副賞として受け取った米俵を笑顔で掲げる平野美宇(撮影・開出牧)
3枚

 「卓球・全日本選手権」(22日、東京体育館)

 女子シングルスで3連覇中の石川佳純(23)=全農=を破って、史上最年少優勝を果たした平野美宇(16)=エリートアカデミー=がこの日、NHK「サンデースポーツ」に生出演し、「試合前から優勝したいと言っていたので、有言実行できてとてもうれしいです」と優勝を振り返った。

 昨年はリオデジャネイロ五輪の出場を逃してサポートメンバーとして帯同、ボール拾いなどメンバーの練習を手伝った。「私は小さいころから恵まれてきたので。裏に回ってサポートするのは初めてだったので最初は戸惑ったんですが、今ではいい経験になったと思います」と話す一方で、「見ることしかできなくて、すごく悔しかったので。“絶対に東京(五輪)は自分が出てやろう”という気持ちで、今回は頑張りました」とリオでの悔しさがバネとなったことを明かした。

 大会前から、“石川選手に勝つ”“優勝する”などとメディアなどで公言してきた平野。アナウンサーから「『好感度はもういい』とおっしゃっていましたが?」と水を向けられると、「スポーツ選手は勝つことがすべてと言ってもいいぐらいなので、好感度とかは気にせず、自分の思ったことを言っていこうと。それで出たのが『優勝したい』という言葉でした」と、真意を明かした。

 3年後の東京五輪について問われると、「絶対に出場権を獲得して、(東京五輪も)東京体育館で行われる予定なので。今回と同じなので、金メダルを獲りたいと思います」と高らかに宣言していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス