宇野がSP2位、羽生ミス出て出遅れ5位 トップはフェルナンデス

 男子SPの演技を終え、樋口コーチ(左)と抱き合う宇野昌磨=ヘルシンキ(共同)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(30日、ヘルシンキ)

 18年平昌五輪の出場枠をかけた大会で、男子SPが行われた。日本勢では宇野昌磨(19)=中京大=が一時はSP世界歴代2位となる104・86点をマークしたが、109・05点でハビエル・フェルナンデス(スペイン)に上回られ2位となった。SPトップはフェルナンデス。

 羽生結弦(22)=ANA=は4回転サルコーからの連続ジャンプの1本目で左膝付近をついてしまうミスが出て98・39点の5位だった。田中刑事(22)=倉敷芸術科学大学=は4回転で転倒が出るなどし、73・45点で22位だった。

 パトリック・チャン(カナダ)は自身初、史上5人目のSP100点超えとなる102・13点をマークし3位につけた。4種類の4回転ジャンプを使うネーサン・チェン(米国)はトリプルアクセルでの転倒が響き97・33点で6位だった。

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