初黒星の稀勢の里、救急車で病院へ 優勝の期待から一転休場危機 休場なら2度目

左肩を包帯で固定する稀勢の里=エディオンアリーナ大阪(撮影・佐藤厚
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 「大相撲春場所・13日目」(24日、エディオンアリーナ大阪)

 優勝争いの主役を演じていた横綱稀勢の里(田子ノ浦)が、初黒星を喫するとともに休場の危機に追い込まれた。

 横綱日馬富士(伊勢ケ浜)に寄り倒しで敗れた稀勢の里は、土俵下で左肩を右手で抑えながら顔をゆがめて痛がった。土俵下に落ちた際に左肩を痛めたようで、何度も立ち上がろうとしながら痛みでしばらく立ち上がることができず、場内も心配そうに見つめた。弟子たちに抱えられながら支度部屋に戻ってからもうめき声を上げ、応急手当を受け、救急車で病院に向かった。

 新横綱の今場所は初日から連勝を続け、2場所連続優勝に期待がかかっていたが、一転して休場のピンチとなった。

 稀勢の里が休場すれば、2014年初場所の千秋楽以来幕内昇進後、2度目となる。

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