渡部暁斗、平昌五輪3冠宣言「3つ金メダルを持って帰る」

 ノルディックスキー複合のソチ五輪銀メダリストの渡部暁斗(28)=北野建設=が21日、シーズンを終え、成田空港に帰国した。今季は序盤こそ苦しんだが、W杯では2勝を含め7度表彰台に上り、総合でも3位。世界選手権でも日本勢18年ぶりの個人メダルとなる銀メダルを獲得するなど、力を見せつけた。

 11カ月後に迫った18年平昌五輪では、悲願の五輪金メダルを狙う。「すでにメダルを取れるレベルにはある。それを確実に金メダルにするために、ジャンプとクロスカントリー双方のレベルを底上げしたい」とオフシーズンを見据え、目標を問われると「金メダルです。ノーマルヒル個人、ラージヒル個人、団体、3つの金メダルを持って帰りたい。それしかない」と、力強く宣言した。

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