高安とまらん8連勝 兄弟子・稀勢とそろってストレート給金
「大相撲春場所・8日目」(19日、エディオンアリーナ大阪)
関脇高安が勢を下手投げで下し、自身3度目の初日から8連勝。1敗で大関照ノ富士、平幕栃煌山が追う。
高安が14年名古屋場所以来、自身3度目の初日から8連勝を決めた。立ち合いを勢に受け止められ、左を差すも上手が取れない状態が続いたが、最後は勢の右小手投げに体勢を崩されながら、左下手投げで返した。
1分近い相撲を「あんまりよくないですよ、最後の決まり方。強引な投げでしたから」と反省しつつ、「毎日内容が違うけど、勝ちに結びついている。どんな状況でも対応できている」と手応えも実感。兄弟子の稀勢の里とそろってストレート給金だが、「区切りですけど、区切りと思ったらいけない。同じ気持ちでやりたい」と気を引き締めた。