稀勢の里、無傷の7連勝!寄り切ってノリノリ軽いステップで一回転

 「大相撲春場所・7日目」(18日、エディオンアリーナ大阪)

 新横綱稀勢の里は小結御嶽海を寄り切り、関脇高安は蒼国来を突き出し、ともに7連勝。平幕の栃煌山に土がつき、全勝の2人を、大関照ノ富士と栃煌山の2人が追う。

 稀勢の里は盤石に寄り切ると、右足1本、踊るかのような軽いステップで一回転した。7連勝とし、ノリノリに乗っている。

 低く当たってきた御嶽海に、左を差されて攻め込まれたが、左下手をガッチリつかみ動じない。相手の巻き替えに乗じ、一気に出て決めた。

 ホープの挑戦を一蹴。危ない場面はあったか?と問われると「(それは)ないんじゃない」。自然な動きか?の問いには「うん、まあね」と涼しい顔で言い切った。

 49年以降の新横綱は稀勢の里を含めて32人いるが、初日から7連勝は5人目。ストレート勝ち越しに王手をかけた。

 栃煌山に土がつき、全勝は弟弟子の高安と2人になり、同部屋での優勝争い一騎打ちの様相だ。「集中している。一日一日。あしたはあした」と、前だけを見据えた。

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