バド桃田5月15日に出場停止解除へ 「もうすることはない」と再発防止誓う
日本バドミントン協会は12日、都内で理事会を開き、違法カジノ店での賭博行為で無期限出場停止処分を科していた桃田賢斗(22)=NTT東日本=について、5月15日に解除することを決めた。決定を受けて、桃田は千葉県市川市内で「多くの方にご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます」とあらためて謝罪した。
昨年4月の会見以来、初めて公式に口を開き「軽率な行動だった。競技成績がついてくる中で甘さがあった」と慢心を反省。処分中は社業に従事するなど社会人としての自覚を改め「もう(賭博を)することはないと思う。人として大きくならないと本当のトップにはなれない」と再発防止を誓った。
これで東京五輪への道が開き、5月の日本ランキングサーキットが復帰戦になる見込み。「感謝の気持ちを忘れず、精いっぱいバドミントンを頑張りたい」と再出発を誓った。