アイホ娘 金メダル王手! タイに37ゴールで圧勝 ここ2戦で83得点

 「冬季アジア大会・アイスホッケー女子、日本37-0タイ」(23日、月寒体育館)

 5チーム総当たりで行われる4試合目が行われ、日本代表「スマイルジャパン」は、タイ代表を相手に37-0で圧勝し首位をキープ。初の金メダルに王手を懸けた。25日の最終戦で2位の中国と直接対決する。

 スマイルジャパンが、再びゴールラッシュを繰り広げた。世界大会のポイントがないため、出場国中唯一世界ランクのないタイを相手に、21日の香港戦の大会最多46得点に続き、37点を奪い、完封で爆勝。金メダルに王手を懸けた。

 第1ピリオド開始52秒でFW足立がゴール前の混戦を押し込み先制点を上げると、その後もタイゴールにシュートの雨を浴びせた。第1ピリオドだけで50本のシュートで、18得点。第2ピリオドもシュート54本で12得点を奪った。

 ただ、最終ピリオドは最後まで集中を切らさないタイの粘り強い守備に攻めあぐね、9分50秒まで得点を奪えず。日本側のミスも目立ち、最後まで攻め続けたが、6点しか奪えず。香港戦に続いて被シュートは0だったものの、課題も残した。

 五輪切符獲得からわずか中5日で臨んだ今大会。それでも選手たちのモチベーションが落ちることはない。96年ハルビン大会から競技入りしたアイスホッケー女子だが、意外なことに日本はここまで5大会連続銀メダルと、まだ優勝がない。大沢主将が「今の私たちには五輪で勝つ力がある。メダルも狙いたい」と話す1年後の夢舞台に向け、初のアジア大会のタイトルを通過点とする。

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