宇野昌磨3位、新技4回転ループ公式戦で初成功 合計自己ベスト288・05点

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(19日、韓国・江陵)

 男子フリーが行われ、SP2位の宇野昌磨(19)=中京大=は、公式戦で初挑戦した冒頭の4回転ループに成功し、続く4回転フリップも成功。後半のトリプルアクセルで転倒したが、果敢な演技でフリー187・77点をマーク。ISU公認大会では自己ベストの合計288・05点をマークし、3位に入った。

 優勝は17歳ネーサン・チェン(米国)で307・46点だった。SP3位の羽生結弦(ANA)はフリーでは1位の206・67点を出し、合計303・71点で2位だった。

 4回転ループは昨年、羽生結弦が初成功させた基礎点12・00点の大技。宇野も練習を続けており、今大会での挑戦を明言していた。出来栄え点でも4回転ループで2・43点、続く4回転フリップで2・29点の加点を引き出しており、完成度の面でも宇野の新たな武器となりそうだ。

 1年後の平昌五輪のプレ大会で、五輪出場枠の懸かる3月世界選手権(ヘルシンキ)に向け、大きな手応えをつかんだ一戦となった。

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