ボウリング 川添無念!トップシードも優勝決定戦で惜敗 優勝は米国のタケット

トップシードで決勝進出も惜敗で準優勝の川添奨太
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 世界最高峰のボウラー組織アメリカプロボウラーズ協会(PBA)主催、ディーエイチシー(DHC)特別協賛の国際ボウリングトーナメント「DHCカップPBAジャパンインビテーショナル2017」(賞金総額1900万円、優勝500万円)最終日が14日、大阪市の弁天町グランドボウルで行われた。

 世界の強豪32選手による各1Gの総当たりラウンドロビン上位5人が進出した決勝ステップラダーのトップシードは日本代表の川添奨太(28)が獲得。日本人ボウラー史上初のPBAタイトル奪取の期待がかかったが、優勝決定戦で5位進出から勝ち上がってきた米国のEJタケット(24)に259-216で敗れ、準優勝に終わった。3位は米国のJスターナー(33)。

 早くから世界に目を向け、今回がPBAツアー17試合目の参戦となった川添はラウンドロビンで24勝8敗、アベレージ247で断トツの1位。「自分にとって投げやすいレーンで、またとないチャンスだと思って臨んだけど、欲が出てしまっての失投が悔やまれる。甘くないですね」と振り返った。

 今年は本腰を入れてのPBA参戦を予定しており、2月に渡米して2試合。4月からはロスに居を構えてシーズンを通して挑戦することにしており「ボウリングで世界を志しているジュニア世代の目標になれるよう、相手の土俵で勝ってきます」と誓った。

 優勝したタケットは昨年12月のメジャー大会PBAワールドチャンピオンシップを勝った若手のホープ。「日本では3試合目だったが、グレートトーナメントに優勝できてうれしい。カワゾエは素晴らしいボウリングをしていたが、自分には運も味方してくれた」と満面の笑みで勝利をかみしめていた。

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