天才ボウリング少女も五輪アピール

東京五輪での競技採用を願うボウリング世界ユース選手権金メダリストの泉宗心音
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 全日本ボウリング協会は19日、都内で記者会見を開き、国際オリンピック委員会(IOC)が昨年12月に開催都市が五輪競技を追加提案できる改革案を承認したことを受け、20年東京五輪での競技実施に向けて本格的に活動開始したことを発表した。

 会見には14年世界ユース選手権で金メダルを獲得した15歳の泉宗心音(いずむね・しおん)=愛媛・松山東中3年=も出席し、「20年には21歳になっています。私達はボウリングを広めていかないといけない世代。ぜひ正式種目になって、その時は私が優勝して、ボウリングを広めたいと思います」と、拳を握った。

 競技歴はまだ4年ながら、ベストスコアは300。競技を始めたきっかけは、17年に地元の愛媛で国体の開催が決まったこと。「小学4年生の時に国体で優勝したい強化選手を募集するプリントを見て、やってみようと思った。それまでは子供会でも下の方だったんですけど」。みるみる力をつけ、13年には全中で優勝、14年には長崎国体も制した。

 これまで五輪は「テレビで応援するもの」だったが、その夢舞台に参加できる可能性が出てきた。「世界中が応援してくれる場所。その場に立ってみたい」と、胸をときめかせた。

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