テニスの四大大会第１戦、全豪オープン（１６日開幕、メルボルン）の組み合わせが１３日に決まり、男子シングルスで四大大会初制覇を目指す世界ランク５位の第５シード、錦織圭（日清食品）は１回戦で同４８位のアンドレイ・クズネツォフ（ロシア）と対戦することになった。

　順当に勝ち進めば、４回戦で、四大大会男子最多１７度の優勝を誇る元世界１位で第１７シードのロジャー・フェデラー（スイス）または第１０シードのトマーシュ・ベルディハ（チェコ）と当たる可能性がある。そこを突破しても、準々決勝で第１シードのアンディ・マリー（英国）との激突が濃厚な厳しいゾーンに入った。

　錦織は今季開幕戦のブリスベン国際で準優勝。８日の決勝で痛めた左臀部（でんぶ）は回復しているもようだ。全豪は２年連続８強で、過去最高は１２年、１５年、１６年のベスト８。四大大会初制覇へ、最高のパフォーマンスを出すためには体調面も鍵になりそうだ。