東海大仰星、連覇へ圧勝 ナンバー8に転向の吉田が勝ち越しトライ

 「全国高校ラグビー・準々決勝、東海大仰星40-12東京」(3日、花園ラグビー場)

 東海大仰星(大阪第1)は連覇へあと2勝と迫った。同点の前半12分にナンバー8吉田(3年)が右中間に勝ち越しトライ。計6トライの圧勝で2大会連続の4強入りを果たした。

 幼稚園でラグビーを始めてから一貫してバックスを務めていたが、昨春の全国選抜大会後に湯浅監督からコンバートを打診された。「チームのためになるなら」と即決。1日に白米6合の食事と筋トレで、70キロだった体重を96キロまで増量した。

 同校サッカー部もこの日、全国選手権8強を決めた。主将の松井らとは1年時からクラスメートで「互いに『日本一になろう』と話していた」という。準決勝は前回大会決勝の再現。誓いを果たすため、一足先に決勝へ歩みを進める。

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