新関脇・正代、記録ずくめの昇進に「素直に嬉しい」

新番付を手にする新関脇の正代。左は時津風親方=26日午前、東京都墨田区の時津風部屋
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 「大相撲初場所」(1月8日初日、両国国技館)

 番付のアヤで小結を飛び越して新関脇になった正代(25)は番付発表の26日、都内の時津風部屋で記者会見し「三役は上位の中の上位というイメージ。素直にうれしいです」と喜びを口にした。

 記録ずくめの昇進だった。初土俵から17場所所要新関脇は、年6場所制となった1958年以降、史上2位タイのスピード昇進。新三役に限っても史上6位のスピードだ。また、熊本県からの新関脇は1971年1月場所の福の花以来、4人目となった。

 同席した師匠は「下から(十両)小柳もきているし、2人で切磋琢磨して部屋を引っ張ってほしい」とエール。正代は「上(大関)を目指したいなというのはあるけど、とりあえず今場所勝ち越したいです」と足元を見据えた。

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