クビトバ強盗に襲われ左手手術 ウィンブルドン2度制覇

 女子テニスで11、14年のウィンブルドン選手権シングルスを制し、世界ランキング11位のペトラ・クビトバ(26)=チェコ=が20日、チェコ東部プロスチェヨフの自宅でナイフを持った強盗に襲われ、利き手の左手を負傷して手術を受けた。英ガーディアン紙(電子版)など複数の欧米メディアが伝えた。

 受けたのは神経と腱(けん)の修復手術。クビトバのマネジャーによると、約4時間に及んだ手術は成功したが、今後6~8週間はギプスで手を固定し、3カ月は負荷をかけられない。

 チェコの地元紙によると容疑者は35歳前後の男で、電気工を装ってクビトバを訪ね、金銭を奪って逃走中。クビトバの広報担当者は無差別な強盗目的の犯行だとした。

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