野球ソフト会長、福島県を視察 候補2球場の評価は避ける

 福島県を訪問し、県営あづま球場を視察する世界野球ソフトボール連盟のフラッカリ会長(左から2人目)=19日
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 2020年東京五輪の追加種目、野球・ソフトボールの福島県での一部試合開催に向け、世界野球ソフトボール連盟のフラッカリ会長が19日、同県を訪問し、会場候補で最有力の県営あづま球場(福島市)と、開成山球場(郡山市)を視察した。終了後、2球場の評価は避け「情報を持ち帰って分析する段階。球場だけでなく、周辺の警備や諸施設、全体の試合日程も考慮しないといけない」と慎重に語った。

 大会組織委員会は野球、ソフトボールとも開幕戦の日本戦を福島県で開催する方向で調整している。同会長は「時間的、距離的な問題は特に感じなかった」と述べる一方、宿泊施設確保の重要性を指摘した。

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