【ロンドン共同】女子テニスの元世界ランキング1位でドーピング違反による資格停止の期間が短縮されたマリア・シャラポワ(ロシア)が、来年春の処分解除に合わせて、職務停止となっていた国連開発計画(UNDP)の親善大使に復帰することになったと10日、英紙ガーディアン(電子版)が報じた。
同選手はスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定で来年4月から処分が解けて競技が可能となり、5月開幕の四大大会、全仏オープンから復帰できる見通しになっている。
UNDPの親善大使には2007年に就任し、チェルノブイリ原発事故からの復興を支援する活動などを行ってきた。