春日山部屋消滅 12人が一斉に引退 春日山親方が辞任勧告受諾

 大相撲の春日山親方(元幕内浜錦)が師匠の辞任勧告を受諾して春日山部屋が消滅したことを受け、同部屋に在籍していた幕下以下の力士23人のうち12人の引退届が日本相撲協会に受理されたことが19日、関係者の話で分かった。幕下の水口ら勧告撤回を求めて嘆願書を記した11人が含まれるとみられる。

 春日山親方や残る力士11人らを受け入れる追手風部屋の師匠、追手風親方(元幕内大翔山)は川崎市内で移籍組の力士8人らと面談。追手風部屋付きの中川親方(元幕内旭里)が師匠代行として主に指導することを伝えた。九州場所後に新たな継承者が決まれば、春日山部屋は再興される。

 春日山親方は先代親方との年寄名跡証書引き渡し訴訟の一審判決で、所有の対価として約1億7千万円の支払いを命じられた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス