日本陸連の新強化委員長に男子100mの日本記録を持つ伊東浩司強化副委員長(46)が昇格することが28日、東京都内で開かれた理事会で決まった。就任は同日付で、前任の麻場一徳氏(56)は退任。任期は2017年6月までだが、20年東京五輪を見据えた新体制となる。
1998年に10秒00の日本記録をマークした伊東氏は12年11月から男子短距離部長を務め、14年11月に退任。その後は日本陸連の強化委員会を離れたが、15年10月に副委員長として復帰していた。
麻場氏は昨年の世界選手権で不振だった責任を取って辞任した原田康弘氏に代わって昨年9月から強化を統括してきた。