「大相撲秋場所・7日目」(17日、両国国技館)
大関豪栄道が東前頭筆頭の隠岐の海との全勝対決を上手出し投げで制して単独トップに立った。隠岐の海は昭和以降では初の出場した横綱大関全6人に全勝の快挙はならなかった。
上位陣では横綱鶴竜が高安に一方的に寄り倒されて3敗目。表情も暗く、覇気を感じさせなかった。横綱日馬富士は幕内妙義龍に攻め込まれたが上手投げで勝利し1敗を守った。
大関陣は綱とりの希望がわずかに残る稀勢の里は宝富士を寄り切り2敗を死守。琴奨菊も嘉風を寄り切って2敗を守ったが、照ノ富士は貴ノ岩に上手出し投げで敗れて3敗目を喫した。