リオデジャネイロ五輪レスリング女子53キロ級で銀メダルを獲得した吉田沙保里が31日、東京都墨田区にある大相撲の九重部屋へ弔問に訪れ、親交のあった先代九重親方(元横綱千代の富士)の霊前に五輪の報告をした。
ちょうど1カ月前に亡くなった大横綱に「金メダルを絶対に見せると思っていた。銀メダルで終わってしまって申し訳ありませんでした」との思いを伝えたという。
食事やカラオケに一緒に行った仲で「厳しい方だったので、何で金メダルじゃなかったんだと言っていると思いますが、最後は優しい言葉でよく頑張ったと言ってくれると思います」と語った。