東日本大震災で被災した仙台市立東六郷小の子どもたちが3日、仙台市内で合宿中の卓球の福原愛(27)に、リオ五輪での活躍を祈って、応援メッセージを書いた旗を贈った。
旗には、福原の似顔絵と「必ず最後に愛は勝つ」という文字を中心に、在校生8人や卒業生ら約30人のメッセージがびっしり。合宿先の体育館で、子どもたちから受け取った福原は笑顔を浮かべ、一緒に練習する伊藤美誠(15)らに自慢げに見せた。
福原は仙台市出身で、東日本大震災直後、他校を間借りしている東六郷小を訪れて卓球台やラケットをプレゼントし、打ち方を教えた。