羽生結弦はスケートカナダとNHK杯

 国際スケート連盟(ISU)は日本時間1日、米ニューヨークで行われた会議で今季のグランプリ(GP)シリーズ全6大会の出場選手を決定した。男子でソチ五輪金メダリストの羽生結弦(21)=ANA=は、第2戦のスケートカナダ(10月28日開幕・ミシサガ)と、最終戦のNHK杯(11月25日・札幌)に出場することが決まった。

 羽生は今年4月の世界選手権後、シーズン中に痛めていた左足甲が左足リスフラン関節じん帯損傷で全治2カ月の安静、加療と診断され、その後は帰国せず、練習拠点のカナダ・トロントで調整していた。氷上練習は再開。新シーズンに向けては、状態の回復とプログラムの習熟度がどこまで進んでいるかが鍵となりそうだ。

 GP初戦となるスケートカナダでは、2年連続で元世界王者のパトリック・チャン(カナダ)と激突。NHK杯では今季からシニアGP参戦となる山本草太(邦和スポーツランド)ら新世代を迎え撃つ。

 GPシリーズ2戦の合計ポイントの上位6選手が、12月のGPファイナル(仏・マルセイユ)に出場。羽生にはファイナル4連覇の期待が懸かる。

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