体操のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねるNHK杯は4日、東京・国立代々木競技場で開幕する。3日は公式練習と記者会見が行われ、既に代表入りした内村航平(コナミスポーツ)は「重点的に跳馬の練習をやった」と、4月の全日本選手権では着地で失敗した大技「リ・シャオペン」の成功を誓った。
熊本地震についても触れ、長崎の実家に電話を入れて無事を確認したという。「(上京するまで)15年間住んで大きな地震は一回ももなかった。九州にはお世話になったし、知り合いもたくさんいる。自分には体操しかできないが、3・11(東日本大震災)の時みたいに演技で元気づけたい」と被災者を思いやった。