卓球の世界選手権団体戦(クアラルンプール)で男女ともに銀メダルを獲得した日本代表が7日、約300人のファンの出迎えを受けて成田空港に帰国。成田市内のホテルで記者会見を行った。
39年ぶり銀メダルの男子は、中国との圧倒的な差をあらためて痛感した。カギになるのが中国選手が使用するラケットの中国製ラバー。吉村は「回転量、威力、弾道のすべてが違う。こっちがちゃんと打っているつもりでもラケットの角に当たる」と目を丸くした。エース水谷は「今までと違う練習もしていかないと」と危機感をあらわにし、「練習相手に中国ラバーを使ってもらって慣れるしかない」と“特訓”を予告した。