東海大仰星はおふくろの味大作戦!

 「全国高校ラグビー・準決勝、東海大仰星-東福岡」(7日、花園ラグビー場)

 全国選抜大会、全国7人制に続く「年間3冠」を狙う東海大仰星(大阪第1)は6日、東福岡(福岡)戦へ向けて大阪府枚方市の同校で最終調整。地の利を生かし、選手は3日の準々決勝後から自宅で過ごし、英気を養ってきた。“おふくろの味作戦”で花園では過去3勝3敗の宿敵撃ちに臨む。

 家族団らんの時を過ごした東海大仰星の選手はパワーが満ちあふれていた。フランカー真野泰地主将(3年)は「肉でしたね」と言えば、SO岸岡智樹(3年)は「おせち」と大好きな母特製の黒豆に舌鼓を打ってきた。

 昨年までなら日程が中1日のため大会終了まで選手全員が宿舎で過ごした。だが今大会は3日の準々決勝から準決勝まで中3日。「おふくろの味に勝るものはない。普段着で」と湯浅大智監督は、地元大阪の利を生かし3泊、自宅に帰した。

 「いい準備ができた」と監督は“作戦成功”にニンマリ。この日はみっちり2時間、セットプレーなどを確認し盤石に仕上げた。

 対東福岡は昨年の練習試合では2勝1分けながら、花園で過去3勝3敗。前回大会は準々決勝で完敗した。宿敵との一戦に向け、選手らは2日間で計8時間もミーティングを行い対策を練った。

 真野は「先輩らの思いも背負い、真っ向勝負で勝つ」とキッパリ。前回もレギュラーだった岸岡は「去年の悔しさがあって僕らがある」と雪辱へ燃えた。

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