レスリング女子で３大会連続五輪出場の浜口京子（３７）＝ジャパンビバレッジ＝が１５日、ブログを更新し、１６年リオデジャネイロ五輪代表選考会の全日本選手権（２１日開幕・代々木）を欠場することを発表した。

　ブログでは階級変更により、最重量級が７２キロ級から７５キロ級となったことで増量に苦しんでいたことなどをつづり、１年ぶりの試合となった１０月の全日本オープン優勝後「充実感にあふれた」という。

　事実上、１６年リオ五輪出場は断念。「これからもレスリングの道を追い求めていきます。正直、引退の言葉は私の中で見つかりません」と引退は否定した上で「経験したことのない新しい経験もレスリングと同じくらいに大切に」と、第一線を退くことを示唆した。