ハンド女子V発進 新星・原希美が躍動

 「ハンドボール・リオ五輪女子アジア予選、日本51-17ウズベキスタン」(20日、愛知県体育館)

 1976年モントリオール大会以来、40年ぶりの出場を目指す日本はウズベキスタンに51-17で快勝し、白星スタートを切った。5カ国の総当たり戦で行われ、優勝すれば五輪出場が決まる。日本は21日に中国、24日にカザフスタン、25日に韓国と戦う。

 期待の新星・原希美が攻守に躍動した。1点を先制して迎えた前半、右から中央へ切り込んでシュート。試合の主導権を引き寄せる2点目を奪った。パスカットから一気に独走シュートへ持ち込む、得意の走力も見せた。原の活躍もあり、日本は上々の白星だ。

 普段は今回のアジア予選の舞台・名古屋からは準地元といえる三重バイオレットアイリスでプレーしている。

 原だけでなく、ベンチ入り16人全員が出場し、GK2人を除く14選手が得点を決めた。原は先発し、チーム2番目の8得点を挙げ、勝利に貢献した。ただ、好発進にも「守備はもっと強くいけた。(21日に対戦する)中国はもっと激しく来る。集中して守備を固めたい」と気持ちを引き締めた。

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