“復活サオリン”でリオ五輪切符獲得だ

 上位2カ国が16年リオデジャネイロ五輪の出場権を得るバレーボール女子のW杯(22日開幕・東京など)に向け、全日本女子代表が会見し、真鍋政義監督(51)は近年調子を落としていた木村沙織主将(28)=東レ=を五輪切符獲得へのキープレーヤーに指名した。

 7月のワールドグランプリではW杯にも出場する米国や中国、ロシアらに5連敗。ナイジェリア人の父をもつ期待の新星、宮部藍梨(金蘭会高)は腰痛でW杯出場が微妙と苦しい状況だ。真鍋監督は「木村がここ数年で一番いい状態になっている。『来年切る』と言ってた髪も突然切って、気持ちの強さが出ている」と、大黒柱の復活に期待を寄せた。

 4度目のW杯に向け、3年間伸ばしてきた髪をショートにした木村主将は「今大会で五輪切符を絶対獲れるように、強い心で臨みたい」と、闘志をたぎらせた。

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