「ラグビー・リポビタンＤチャレンジカップ２０１５、日本－世界選抜」（１５日、秩父宮）

　ラグビーＷ杯イングランド大会に向けた日本代表の強化試合で対戦する世界選抜の主力選手が１２日、都内で取材に応じた。元ニュージーランド代表のアリ・ウィリアムズ（３４）と元南アフリカ代表のバッキース・ボタ（３５）は、ともに今季限りでの引退を表明。世界の舞台で活躍してきた巨漢ロックの２人が、エディー・ジャパンの前に立ちはだかる。

　１１日に来日した２人は初めての東京を満喫しているようで、ボタが「ここでキャリアを終えるつもりだ。日本でプレーすることを楽しみにしている」と言えば、ウィリアムズは「われわれは勝ちにこだわって戦うだけ」と誓った。パナソニックのＳＯベリック・バーンズ（２９）など世界的名手がズラリとそろった。ボタは「ジャパンがＷ杯へ向けてどれだけ準備ができているか見てみたいね」と余裕たっぷりに語った。