ＪＸ日鉱日石エネルギーは１８日、都内で２０２０年東京オリンピック・パラリンピックにおいてパートナー契約を締結し「東京２０２０ゴールドパートナー」に決定したと発表した。契約カテゴリーは石油、ガス、電気供給となる。

　会見に出席した同社の木村康会長は「ゴールドパートナーとして大会、そして日本代表選手団を応援できることを大変光栄に思っている」とあいさつ。

　また、１９６４年東京五輪でも、同社が聖火台へのガス、灯油を提供していたことを挙げ「当時は消えにくく、煙が出ず、悪臭がしない灯油を、当時の技術を駆使して開発したと社内記録に残っていた。今回も再びサポートできることに、五輪とのご縁を感じずにはいられない」と話し、聖火台、聖火リレーへの燃料提供にも思いを寄せた。

　また組織委員会の森喜朗会長は、解体された国立競技場にあった聖火台が、現在は宮城県石巻市にあり、今後は聖火台が、東日本大震災で被災した東北３県を回る予定であることを明かした。