「カーリング日本選手権」（１３日、北見市アドヴィックス常呂カーリングホール）

　１次リーグ最終戦が行われ、女子で５連覇を狙った中部電力はロコ・ソラーレ北見に３－６で敗れ、３勝５敗の６位で敗退した。ロコ・ソラーレ北見は７勝１敗で並んだ北海道銀行との直接対決を制したため１位。ヒト・コミュニケーションズが５勝３敗の３位、４勝４敗で４位のチームフジヤマまでが変則方式のプレーオフに進んだ。

　５連覇がなくなり、中部電力のスキップ藤沢は「終わったな、という感じ」と天を仰いだ。最後まで歯車がかみ合わず、プレーオフ進出へ最後の望みを懸けた一戦でも強さはよみがえらなかった。「反省すべき点は今までの日本選手権で一番多い。まだまだ経験不足、練習不足」（藤沢）と多くの課題を胸に刻む大会となった。