新体操・全日本女王の河崎羽珠愛が1位

 新体操世界選手権(9月・ドイツ)の個人戦代表選考会が11日、都内で行われ、昨年の全日本4冠の河崎羽珠愛(うずめ、17)=イオン=が、61・600点で1位となった。

 日本神話の“舞の女神”、天鈿女命(あめのうずめのみこと)から名付けられた全日本女王が、貫禄を見せた。「自分の良さはダイナミックな演技」の言葉通り、躍動的な舞を披露。4種目中3種目で1位となり「ここまで点が出るとは」と、笑みを浮かべた。

 代表にはすでに特別強化選手の皆川夏穂、早川さくら(ともにイオン)が決定。選考会2試合と、4月の日本代表決定戦で残る1枠を争う。「自分の名前は気に入ってる」と話す“女神候補生”が、初の世界切符を狙う。

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