フェデラー悪夢…まさかの3回戦敗退

 「全豪オープンテニス」(23日、メルボルン)

 世界ランキング2位で男子シングルス第2シードのロジャー・フェデラー(33)=スイス=が3回戦で、世界ランク46位のアンドレアス・セッピ(イタリア)に4-6、6-7、6-4、6-7で敗れ、14年ぶりの3回戦敗退となった。

 伸ばしかけたラケットを引いて見送ったボールがライン内側で弾み、14年ぶりの3回戦敗退が決まった。四大大会で男子最多17勝のフェデラーが、勝負どころで判断を誤った。「ボレーするべきだった。入るはずがないと思った」と後悔の念が消えなかった。

 第1セットは4-5から2度のブレークチャンスを生かせず。第2セットでも見送ったボールがアウトにならずにサービスゲームを落とす場面があった。タイブレークに持ち込みながらこのセットを奪われ「2セットを失って、心が折れた」と明かした。

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