大ケガから復活…体操の永井美津穂
1964年の東京五輪開幕から10日で50年を迎えた。6年後の2020年には東京五輪が開催される。2度目の祭典で、活躍が期待される次世代ヒロインを特集する。
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キュートな笑顔で人気急上昇中なのが体操女子の21歳、永井美津穂(日体大)。得意の跳馬で大学日本一に輝き、仁川アジア大会は主将として団体銅メダルに貢献した。
愛知県出身。大学入学直後の12年4月に右足アキレスけんを断裂したが、持ち前の負けん気で復活した。ケガを乗り越えて力をつけた姿は大学の先輩、田中理恵さんの足跡とだぶり、「もっと成長したい」と話す。
大学卒業後の進路は未定だが、遅咲きのニューヒロインは大輪を咲かせる可能性を秘めている。