錦織自己最高6位 悲願舞台出場へ前進

 男子テニスの6日付世界ランクが発表され、楽天ジャパン・オープンで今季4度目のツアー優勝を果たした錦織圭(24)=日清食品=が前週の7位から6位に上がり、自己最高を更新した。年間成績で上位8人が進むATPツアー・ファイナル(11月・ロンドン)のポイント順位も5位とし、悲願の出場へ一歩近づいた。

 世界一への階段をまた一歩、上がった。涙の優勝から一夜明け、錦織が世界ランクで自己最高の6位となった。年間成績のポイント順位でも5位に浮上。目標とするATPツアー・ファイナル出場へ大きく前進した。

 ツアー大会は格付けによって優勝者が得るポイントが1000、500、250の3種類に分かれる(四大大会は別格扱いで2000)。錦織は楽天ジャパン・オープン制覇で500を上積みしたが、「まだ1000が2大会、500が1大会ある。これからが大事」と、残り1カ月の戦いの大切さを強調する。

 6日に開幕し、3週連続出場となるマスターズ上海大会は優勝が1000ポイントで、上位選手がほぼ顔をそろえる。年間獲得ポイントで混戦から頭一つ抜け出したが、油断はできない。

 第7シードで2回戦から登場する錦織は、右臀部(でんぶ)に痛みを抱える。試練の上海大会ではあるが、今季最後の目標へ必ず視界を広げてみせる。

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