笹田、競り勝って2連覇!平均台で逆転

 「体操全日本選手権・最終日」(11日、国立代々木競技場)

 男女個人総合の決勝が行われ、女子は笹田夏実(18)=日体大=が55・950点で2連覇した。

 予選1位の寺本に競り勝った笹田は「ことしは狙いにいって優勝できたので、すごくうれしい」と感慨に浸った。3種目目の平均台で首位に立り、最後の床運動で差を広げた。2連覇は、3度の優勝を誇る母の弥生さん(旧姓加納)も1981年に果たしている。「(プログラムの)歴代優勝者に同じように載るのはうれしい。優勝杯が母の日のプレゼント」と誇らしげだった。

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