桐生 ラスト国立で日本人最速記録狙う

 「陸上ゴールデングランプリ東京」(11日、国立)

 現在の国立競技場では最後の陸上大会となるセイコー・ゴールデングランプリ東京(11日)に出場する有力選手が10日、記者会見を行い、男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(18)=東洋大=は、国立での日本人最速記録(10秒11=00年川畑伸吾がマーク)の更新を見据えた。

 4月の織田記念陸上で違和感を感じた右太もも裏は完治。国立で走るのは昨年に続いて2回目だが「去年の大会よりもいい感じで走りたい。10秒0台で走りたい」と、記録更新に意欲を見せた。

 ロンドン五輪銅メダルのガトリン(米国)が「競技場レコード(9秒86=91年カール・ルイス)を狙うよ」と話しており、高速レースは必至。「素晴らしい選手と一緒に日本で走れる。世界を見据えて、しっかりと意識して走りたい」。約50年の歴史を誇る国立でのラストラン。桐生が最後の1ページに名を刻む。

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