真央まさか3位「悔しさを五輪に…」

 「フィギュアスケート全日本選手権・最終日」(23日、さいたまスーパーアリーナ)

 フィニッシュ後、真央は大きく息をついた。「自分の演技ができなくて残念」。冒頭から2本のトリプルアクセルに失敗。後半もミスが出て3位に転落。GPファイナル前から腰痛に苦しんでおり、満足に練習できなかった影響が出た。

 ただ、しっかりと五輪切符は手にした。集大成と位置づけた2度目の夢舞台。関係者によると、ソチ五輪には姉の舞さんは帯同しないという。10年バンクーバー五輪では、舞さんや11年に亡くなった母・匡子さんも現地で応援したが「『甘えが出てしまう』という思いがあるみたい」(同関係者)。五輪独特の極限の緊張感を、すべて自分で受け止める。

 「今回の悔しさを五輪にぶつけたい」。スケーター浅田真央のすべてを銀盤に刻み込んだ時、最高の結果がきっと待っている。

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