久光製薬8強入りも‥中田監督イライラ

 「バレーボール・全日本選手権、久光製薬3‐0松蔭大」(12日、東京体育館)

 2回戦が行われ、昨季プレミアリーグなどとの3冠を達成した女子の久光製薬は松蔭大を3‐0で退け、準々決勝へ進んだ。8強は日立、トヨタ車体、NECなどプレミアリーグ勢が独占した。男子では3連覇を狙うパナソニックがチャレンジリーグの大分三好を3‐1で下し、堺、サントリー、東レなどとともにベスト8に進出。JTは近大に2‐3で競り負け、プレミア勢で唯一、準々決勝進出を逃した。

 久光製薬・中田監督の眉は終始つり上がっていた。松蔭大をストレートで下したが、第1セットはサーブレシーブが乱れ、一時は13‐17とリードされた。日本代表6人を擁しながら、全体的に課題の残る内容に、指揮官は「いらいらする試合。バレーで給料をもらう内容じゃない。恥ずかしい、情けない」と選手を叱責(しっせき)する言葉が並んだ。

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