体操塚原、豪代表で世界選手権へ

 体操の全豪選手権は16日、シドニーで男子個人総合決勝が行われ、2004年アテネ五輪団体総合で日本の金メダルに貢献した36歳の塚原直也(朝日生命)が予選との合計168・550点で優勝し、4月に国籍を取得したオーストラリアの世界選手権(9~10月・ベルギー)代表選考基準を満たした。

 日本代表だった06年以来7年ぶりに同選手権に臨む塚原は「また同じ舞台に立てると思うと興奮する」と話した。

 09年からオーストラリアで練習を続けた。同国代表でのロンドン五輪出場を目指して国籍変更の手続きに入ったが、滞在日数が足りず間に合わなかった。(共同)

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