好釣ヤマメ、ニジマス

 【Myリポート・塚田とも子】秋川中流  地区解禁

 東京の秋川では、待ちに待った渓流釣りが3月1日に上流地区で解禁になった。今回は11日解禁の中流地区をリポート。好調なヤマメ、ニジマスに、釣り人たちは笑顔、笑顔で、子供専用釣り場でも歓声が上がった。18日正午からは下流地区が解禁。今後も楽しみな状況だ。

 釣り人約600人

 3月11日、正午から東京の秋川中流地区(山田堰~上流沢戸橋)でヤマメ、ニジマス釣りが解禁になった。

 秋川橋下流やあゆみ橋下流に行くと大勢の釣り人で賑(にぎ)わっていた。漁協によると約600人が入ったという。

 漁協では当日の朝、秋川中流地区全体でヤマメ(18~25センチ)とニジマス(22~23センチ)計2万1760匹を放流。

 子供専用釣り場も中流地区全体で4カ所設けてヤマメ、ニジマスを放流した。

 正午、チャイムを合図に解禁になると、待ちかねていた釣り人たちがいっせいに竿をだした。開始早々から全体で好調に釣れ始めた。

 秋川橋下流の堰(せき)の上で釣っていた、東京都あきる野市の小林博樹さんは、開始から1時間でビク満杯になり、「30~40匹くらいかなあ」と笑顔を見せた。

 開始直後はニジマスが多かったが、午後2時過ぎからヤマメがよく釣れるようになった。

 開始から1時間でビク満杯も

 秋川橋下流の堰下で「良型ヤマメだ!」と歓声をあげたのは、東京都世田谷区の南雲敬さん。測ると24センチあった。「最初はイクラでニジマスが釣れたが途中で食わなくなり、ブドウムシに替えた。午後3時過ぎからヤマメの食いが活発になった」と説明する。

 「いっぱい釣れた」

 子供専用釣り場で夕方まで頑張って、ニジマス、ヤマメ13匹の好釣果をあげたのは、東京都昭島市の平澤陽菜乃ちゃん(小3)。「いっぱい釣れた!大きいのが釣れたり、いろいろサイズがあって面白い」と楽しそう。

 秋川橋下流の堰の下で夕方ヤマメが入れ食い状態になり、ニジマス交じりで30匹の好釣果をあげたのは東京都中央区の井上一也さん。「エサは、最初ブドウムシ、午後2時ごろからカワムシに替えました。ヤマメの方が多かった」と満足そう。

 皆さん楽しめた様子で、漁協によると「平均10~20匹釣れていた」という。

 〈今後の予定〉

 3月18日正午から秋川の下流地区が解禁になる。19日は中流地区の2回目放流。25日は下流地区の2回目放流。午前8~9時ごろ、ヤマメ、ニジマスの放流がある。今後も楽しみな状況だ。

 ▽秋川漁業協同組合=TEL042・596・2215

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