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1軍スタートの塹江 このチャンスを転機に

1軍キャンプスタートが決まった塹江
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 先週19日に行われたカープのスタッフ会議で、2月1日から始まる春季キャンプの1、2軍参加メンバーが発表された。1軍スタートの選手を見て目についたのは、昨年の秋季キャンプで頑張っていた若手左腕が全員選ばれたことと、さらに藤井皓やアドゥワ、辻といった右の成長株も入っていたこと。競争心をあおる意味でも大変いいことだと思う。

 個人的に注目しているのは塹江(ほりえ)。今年で4年目のシーズンに入るが、昨秋のキャンプでは、左打者が彼の速球に苦しむシーンが多く見られるなど、一番自分の持ち味を出していた。本質的には先発タイプだが、短いイニングの中継ぎでも十分やれる。高橋樹や高橋昂らの新しい方に首脳陣の目は向きがちになるが、塹江にはこのチャンスを転機にして頑張ってほしい。

 打者でいうと美馬や庄司ら“タナキクマル”の後の世代がどれだけの成長を見せるか。主力に何かあった場合にすぐ取って代わる戦力を養成するのが、今キャンプの主要目的でもある。その意味でも彼らには元気を出してキャンプ全体を盛り上げてもらいたい。

 今季も打線の中軸になる鈴木が1軍で別メニュー調整をし、エルドレッドは2軍でじっくりと体作りをすることが決まった。鈴木の場合は、緒方監督の目の届くところでリハビリを継続させるのが主眼だろう。エルドレッドはバティスタやメヒアとは実績も立場も違う。シーズンに入れば“外国人選手枠”の競争の中に入れられるが、キャンプは別。自分のペースで開幕に間に合うように、ゆっくりと調整をさせるつもりではないか。

 最後に触れておきたいのが、今年2年目を迎える加藤のこと。普通なら1軍の中に入って先発ローテ争いをするべきだが、その勝負の土俵に上げてすらもらえず、2軍スタートになった。鮮烈すぎたプロ初勝利の“幻影”を追うあまり、昨年中盤から己を見失ってしまった。この決定は「意識改革をすべし!!」という首脳陣の無言のメッセージだ。2年目でも崖っぷちという危機感を持って、自分自身を大胆にチェンジしてほしい。

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