米国 事実上の決勝戦制して決勝進出 デローサ監督「投手陣に脱帽」 ドミニカ共和国打線を相手にわずか1失点

 「WBC・準決勝、ドミニカ共和国代表1-2米国代表」(15日、マイアミ)

 WBCは15日(日本時間16日)、米マイアミで準決勝1試合が行われ、2大会ぶり2度目の優勝を目指す米国がドミニカ共和国に2-1で競り勝ち3大会連続の決勝進出を果たした。

 「事実上の決勝」との見方もあった強打の優勝候補同士の一戦は、ロースコアの接戦となった。決勝に駒を進めた米国は、5試合で51点をたたき出したドミニカ共和国を本塁打による1点のみに抑えた。デローサ監督は「投手陣に脱帽。ドミニカ共和国の打線は本当にすごかった。信じられないような、最高レベルの野球。まさに一生忘れられない試合だった」と実感を込めた。

 昨季サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたスキーンズが先発。二回に先制こそ許したが、追加点は与えない。四回に味方が逆転し2-1で迎えた五回。連打を浴びて1死一、二塁になったところで降板。打席に3番のJ・ソトを迎える大ピンチだったが、代わったロジャーズが巧みに遊撃へのゴロを打たせて併殺を奪うと、ベンチで両手を上げて喜びを表現した。

 六回以降は1イニングずつ継投でつなぎ、最後は6番手のミラーが100マイル(約161キロ)超えの剛速球を連発して試合を締めた。

 スキーンズは「素晴らしいブルペン陣がそろっていて、自信を持ってボールを渡せる」と誇らしげに話した。豪華な野手と比べるとネームバリューで劣る選手が多い投手陣だが、総力を挙げて大仕事を果たし、2大会ぶりの覇権まであと一歩に迫った。

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