WBC チェコ代表が接戦演じるも2連敗で崖っぷち ベンチで選手達が呆然 大谷キラーが好投も打線が終盤の好機生かせず 九回にダメ押し2点失う
「WBC東京プール presented by ディップ チェコ代表1-5オーストラリア代表」(5日、東京ドーム)
チェコが終盤まで接戦を演じるも逆転負けを喫した。これで2連敗となり、決勝トーナメント進出には崖っぷちの状況となった。
チェコは二回、チェルベンカの二塁打から犠打をからめて好機を広げ、犠飛で1点を先制した。ハジム監督は送りバント指示について「チームのためにやろうと思いました」と説明し、主導権を引き寄せたかに見えたが、直後に先発のオンドラが内野安打と四球で走者をためてしまい、手痛い逆転3ランを被弾した。
以降は2番手で登板したサトリアが走者を許しながらも丁寧な投球でオーストラリア打線を封じた。前回大会で大谷翔平選手を3球三振に仕留めた力をいかんなく発揮し、辛抱強く味方打線の反撃を待った。試合後にハジム監督は今大会が最後の代表チームになることを明かし「錦を飾る意味でもよかった」とたたえた。
だが打線は七回に1死二塁の好機を作りながらも決定打を放てず。八回に先頭が四球で出塁して無死一塁と絶好のチャンスを作るも、次打者が痛恨の二ゴロ併殺打でチャンスを潰すと、チェコのベンチは最前列で選手がうなだれるなど重苦しい雰囲気となった。
九回にはダメ押しの一発を浴びるなど2失点で突き放された。これでチェコは0勝2敗。日本戦を残す中、決勝トーナメント進出はかなり厳しい状況となった。
ゲームセット直後、チェコの選手達はベンチからグラウンドを見つめながら呆然とした表情を浮かべた。厳しい表情を浮かべながらも三塁線上に整列し、スタンドに向かって拍手を送るとスタンドは総立ちで拍手を送り返していた。
