佐々木朗希「大谷さんが一番、すごいなと思いました」米国代表の打撃観察→確信に変わる

 栗林のユニホームにメダルをかけ記念撮影するダルビッシュ(中央)、佐々木朗(同上)ら投手陣(撮影・吉澤敬太)
 シャンパンファイトを堪能する佐々木朗
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 「WBC決勝、日本代表3-2アメリカ代表」(21日、マイアミ)

 佐々木朗希投手は試合後、「こんな試合をベンチから応援できて幸せでした」と振り返った。

 前日に先発したこともあり、この日はベンチの最前列で声をからした。マウンドの投手が抑えてベンチに戻ってくると真っ先に出迎えていた。

 先発した準決勝・メキシコ戦では、3ランを浴びるなど4回3失点で降板。それでも160キロオーバーを連発し、全米を震撼させた。試合前練習ではメジャーリーガーの打撃練習を観察していたが「すごい選手たちの試合だったり、プレーを間近で見ることによって、いろいろ見方、感じ方も変わった。はじめてアメリカの選手を見たので。大谷さんが一番、すごいなと思いました」と笑いながら明かした。同郷の先輩が試合を締めた瞬間は「絶対に抑えてくれるだろうと思っていた。最後、三振で決めてカッコよかったです」と声を弾ませる。

 今大会を振り返り「いろいろ学ぶことも多かった。この経験ができて良かった。本当にこれからにつながる良い経験でした」と語り、「次回のWBCも出場できるように頑張りたいなと思います」と力を込めた。

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